今回はレアジョブの中学高校生コースについて調べてみました。

実際に中学や高校にも導入されているそうです。さらには、英検の面接(二次試験)対策まであるとのこと。そのレアジョブの中学・高校生コースの(ちょっと辛口な)正直レビューをお届けします。
レアジョブとは
まずは「レアジョブ英会話 」をご存じない方のために、レアジョブについて簡単に説明を。すでにご存知の方は読み飛ばしてください。
「レアジョブ」は、直訳すると

と、なんだかよくわかりませんが(失礼)、「レアジョブ」は、えらく人気の「オンライン英会話」の会社です。
レアジョブの特徴は、以下のとおりです。
- 月額の定額制で、レッスンを毎日受けられる(1レッスン25分)
- 料金が安い
- 講師はフィリピン人
- 初回時のレッスンで、レベル判定のためのスピーキングテストをしてくれる
- 無料体験あり
またレアジョブには、目的に合わせて以下の4つのコースがあります。
コース名 | 内容 |
日常英会話コース | 日常英会話を学びたい方向け |
ビジネス英会話コース | ビジネスパーソン向け。 ビジネス英会話+ディスカッションなど。 |
中学・高校生コース | 中学、高校生向け(年齢制限はなし)。 日常英会話+読み書き。英検二次試験(面接)対策も。今回はこれをレビューします! |
リップルキッズパーク | こども専用英会話。幼児~高校生向け。 レアジョブとZ会が共同運営。(ウェブサイト:リップルキッズパーク ![]() |
* レアジョブの詳細は「オンライン英会話「レアジョブ」が人気なのには理由があった」に書いています。そちらも是非ご覧ください。
学校英語の授業がつまらない

私は、今でこそ翻訳の仕事を生業としていますが、学校の英語の授業を面白いと思ったことは一度たりともありません。

また、ちゃんと英語を勉強しなかったため、高校卒業後に初めてアメリカに来たときには全く英語がわからず、今思えば顔から火が出るような経験もたくさんしました。
学校では先生一人に対して生徒が大勢なので、当然授業中に実際に英語を話せる機会は実質ゼロ。それに教科書の内容はいかにも勉強って感じで、全く現実味がなく、英語自体に全く面白みを感じませんでした。
そんな私が英語を話せる様になったのは、実際アメリカに来て、「私の英語が通じてる!いろいろな国の人と話せるのが楽しい!」と思ったからでした。
この私の経験から、英語が苦痛の人に是非試してほしいのは、
実際に外国人を相手に英語を話す!
です!
英語を勉強と考えずに、英語は「コニュニケーションのツール」であることを実感すると、一気に苦手意識がなくなって、英語が楽しくなります。
子供に英語を話せるようになって欲しい?

英語がある程度理解できるようになった今しみじみ思うのは、(私の英語は今でも怪しいですが、それでも)「英語ができて本当に良かった」ということです。仕事の幅はぐんと広がるし、外国の人とも話せるので、いろいろな文化を知ることができたり、海外旅行もツアーに頼らずに行ける、などなど。
なので、「子供に英語を話せるようになって欲しい」という方の気持ちは、本当によく解ります。ただ、英語が得意ならいいのですが、苦手だとお子さんにも苦痛になります。
英語が苦手な子に是非試して欲しいのは、「実際に外国人相手に英語を話して、英語が通じる経験をすること」です。この「英語が通じる経験」は、かなりインパクトがある経験で、「英語はコミュニケーションツール」であることを一番効果的に実感することができ、英語が一気に楽しくなるからです

一昔前までは英語を話す経験なんてそうそうあるものではありませでしたが、幸い今は「オンライン英会話」という素晴らしいサービスがあります。
「オンライン英会話」は、場所を選ばず、スマホでもレッスンを受けられて、マンツーマンで英語を話せて、空き時間に受けられて、塾や英会話の教室に行く手間も省けて、低料金で、とまさにいい事づくしです。
高校生から英会話は遅い? → 私は高校卒業後に始めて今では翻訳家

「高校生から英会話は遅い?」という疑問については、ずばり「まっっっったく遅くない!」です。むしろ、反対に私からすると、「高校生から始めるのは早くていい!」と思うほどです。
タイトル部分ですでにネタバレしてますが、私は高校卒業時には関係代名詞すら分からない状態でしたが(これはかなり恥ずかしい)、卒業後に英語をちゃんと勉強し始めて、今では医療&特許の翻訳を生業としています。なので、「高校生だと遅すぎ」ということは全くありません。
次に、レアジョブ中高生コースの特徴をまとめてみました。
【特徴1】1日1回、毎日受けられる

レアジョブでは、月額でレッスンを1日に1回、毎日受けることができるシステムを採用しています。
英語力をアップさせるには、日常的に英語を使い、英語脳を作るのがとても効果的です。でも、通常の通学型の英会話は、週に数回のところがほとんど。週に数回だと、英語を使わない期間が長くなるので、現実的には英語脳を育てることは難しいです。
その点、レアジョブの「1日1回毎日」のシステムは、オンライン英会話の利点を最大に活かした、英語脳を育てるのにとても効果的なシステムだと思います。
【特徴2】開講時間は早朝6時~深夜1時→ 空き時間でOK!
レアジョブは、早朝6時~深夜1時までレッスンを受けることができるので、都合のいい時間に受けられるのも人気のひとつです。
さらに、
- 予約は5分前までOK
- キャンセルは30分前までOK
- 毎日開講
と、とっても受講者に優しい柔軟なシステムになっています。
【特徴3】レベルチェック(スピーキングテスト)があるので、適切なレベルから始められる

レアジョブの人気のひとつに、「レベルチェック」があります。
「レベルチェック」では、レッスンの初回時に講師がいくつかの質問をし、その回答をもとにレベルを判定してくれます。
効果的に英語力をアップさせるには、適切なレベルから始めることがとても大切。そのため、私は特に初心者・中級者の方はレベルチェックがあるオンライン英会話をおすすめしています。
私も実際に受けたのですが、とても納得の結果で、さすがちゃんと訓練を受けた講師だけあるなと関心しました(関連ページ:レアジョブの無料体験をしてみたら、色々感動した)。
なお、講師は全員フィリピン人です。「ネイティブじゃないと訛りが心配」というのをよく目にします。でも、レアジョブの講師はかなり厳しい選考をくぐり抜けた人たちばかりで、実際に私も話して、英語のレベルの高さにちょっと驚きました(私が以前会ったフィリピン人の大学教授よりも全然英語がうまかった!)。
なので、訛り・アクセントという点については全く心配はありませんし、また、今は国際化がどんどん進んでいますので、いろいろなアクセントにはなれておいた方が絶対にいいです。
【特徴4】マンツーマン(個別)なので、英語をしっかり話せる

オンライン英会話の最大の特徴は、なんといっても「マンツーマン(個別)でレッスンが受けられる」ことです。
学校の英語の授業では、先生一人に対して大勢の学生なので、実際に英語を話す機会はほぼ皆無です。なので、学校の授業だけで英語が話せるようになるのは、かなり難しいです(そんな中で、ちゃんと英語を身につけて話せる様になる人って本当にすごいなと思います)。
その点、オンライン英会話では、講師と生徒が一対一、しかも英語で授業をする(オールイングリッシュ)ので、とても効果的です。
【特徴5】PC&スマホやタブレットでどこからでも簡単に受講できる

「中学・高校生コース」の、4技能(読み、書き、聞く、話す)は、スマホやタブレットでも受講可能なので、PCを持っていなくても、どこからでも受けることができます(英検の二次試験(面接)対策は、PCからの受講になります)。
スマホやタブレットから受講できると、どこからでも受けられるのが嬉しいですね。
これも詳しくは「オンライン英会話「レアジョブ」が人気なのには理由があった」に書いていますが、PCではインターネットブラウザ、スマホでは専用の無料アプリで受講することができます。
PCとアプリのどっちも操作がすごく簡単なので、説明を見ずに直感で操作することができましたよ。これは機械音痴な私にはとても嬉しいです。
中学・高校生コースと日常英会話コースとの違いは?
レアジョブには、「日常英会話コース」、「ビジネス英会話コース」、そして「中学・高校生コース」の3つのコースがあります。
「日常英会話コース」と、「中学・高校生コース」の違いをまとめてみました。
【違い1】日常英会話に加えて、「読む」、「書く」も学べる

「日常英会話コース」では、スピーキング(話す)、リスニング(聞く)の力を伸ばすことができるように作られています。
でも、学校の教科としての英語は、ちゃんと文法から学んで、リーディング(読み)、ライティング(書き)もできる必要がありますよね。そのため、日常英会話コースでは、英会話に加えて、読み書きもちゃんと学べる様になっています。
【違い2】英検二次試験の対策も
また、学校の英語対策だけでなく、「中学・高校生コース」では、英検の面接対策も学ぶことができます。
一次試験は何とかいけそうだけど、面接はどうしていいかわからない!という人も多いのではないでしょうか。それもそのはず。リーディング、ライティングと、聞いて話すことはは全く別物で、リスニング&スピーキングを伸ばすには、実際に誰かを相手に練習して、場馴れするしかないからです。
でも、レアジョブの「中学・高校生コース」では、 本番さながらの模擬面接で練習できるので、苦手な面接を一気に得意にすることができるようになっています。
これで二次試験ももう怖くないですね!
【違い3】中高生コース専用のトレーニングを受けた講師が担当
中学・高校生コースを担当する講師は、特別なトレーニングを受けた講師だけが担当できるようになっているそうです。たしかに、日常英会話と、中学、高校で学ぶ英語や、英検の面接対策って違いますもんね。

【違い4】アマゾンベストセラーの英語教育教材「Go for it !」を活用
「中学・高校生コース」では、4つの技能(読む、書く、話す、聞く)をバランス良く身につけられるように、「Go for it!」という教材を使用します(別途購入が必要です)。
この教材には、一見すると、コテコテ外国の可愛くない 個性的なイラストが使用されていていかにも「外国!」という感じですが、Amazonの「Education & Reference Pedagogy(教育&参考教育学)」のカテゴリーでは、ベストセラーの教材です。
料金
レアジョブの「中学・高校生コース」は、月額 9,800(税抜)です。
中高生コースでは、1回25分のレッスンを1日1回、毎日受けることができます。
また、教材は別途購入する必要があります。
まとめと正直な感想(辛口ごめん)

さて、これまではレアジョブのいいところばかりを書いてきましたが、ここからちょっと辛口になります。
英語が全くわからない場合
レアジョブの講師は全員フィリピン人で、レッスンはすべて英語で行われるため、英語がまったく分からないお子さんにはちょっとハードルが高いかもしれません。その様な状態でいきなり英語レッスンを受けても、つらいと感じてしまい、余計に苦手意識が出来てしまう可能性があります。
そのため、超初心者・初心者の方は、最初は「ワールドトーク」など、日本人講師のレッスンから入るのがおすすめです。日本人講師だと、わからないことは日本語で質問して、説明してもらえるので、英語を習い始めたばかりの人でもよく理解することができます。そのため、私はこれまでオンライン英会話に挫折した方にも、ワールドトークをおすすめしています。(ワールドトークに関するレビューは、こちらのペーをご覧ください。)
ただ、上でも書きましたが、英語を話せるようになり、英語の楽しみを知るには、外国人と話すのがとても効果的。そのため、最初はワールドトークを受講し、ある程度自信がついたら外国人講師のオンライン英会話を試してみるのがおすすめです。
できるだけ安くで受けさせたい
レアジョブの「中学・高校生コース」の月額 9,800(税抜)は、他の英会話の中高生コースと比べて、高めです。
例えば、学研の「英会話Kimini」 では、月額 5,500円で「中学生、高校生コース」を取ることができます(1日1回、毎日レッスン受講可能)。そのため、少しでも安く受けたい&「話す、聞く」+「文法」だけなら「学研のKimini
」などの方がおすすめです。(Kiminiに関するレビューもしています。詳しくはこちらのページをご覧ください。)。
それに対して、「読む、書く」も学びたい場合には、レアジョブの「中学・高校生コース」がおすすめです。
なお、レアジョブの「日常英会話コース」だと、英会話のみですが、
・月8回のレッスンが受けられるプランは、月額 4,200円
・毎日話せるプランは、月額 5,800円
と、さらに格安です。
プランの変更はいつでもできるので、まずは日常英会話コースをしばらく受けてみて、中学・高校生コースに変更するのもおすすめです。
いずれにしても、レアジョブにはレッスンを2回無料で受けることができる無料体験があります。
この無料体験は簡単な登録をするだけで受けられます。また、レベルチェックとカウンセリングもついていますので、まずは気軽に無料体験を受けてみてはいかがでしょうか。
無料登録は「レアジョブ英会話の公式サイト
」からすることができます。
また、私が無料体験をしたときのことは、こちらのページに詳しく書いています。こちらもぜひご覧ください。
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