オンライン英会話は一見難しそうですが、実は日常英会話よりも習得しやすいってご存知でしたか?日常英会話は、スラングや砕けた表現がたくさん使われる上に、会話の範囲がかなり広いため、覚えることが膨大です。その点、ビジネス英会話は「定型」がある上に、同じ目的のために集まった人々の間で行われますので、使われる表現は限られてきます。
ただ、ビジネス英会話もやはり「英会話」ですので、実際に英語を話すことでしか話せるようにはなりません。英語教材を使えば、単語や表現などは独学で学ぶことができますが、「話に割り込むタイミング」や、「効果的な話し方」などは、実際に誰かを相手に練習しないと身につけることはとても困難です。
そんな会話のテクニックやビジネス英語を効果的に学ぶには、オンライン英会話がとてもおすすめです。オンライン英会話なら、インターネットと端末(PC、タブレット、スマホ)さえあれば、どこからでもレッスンを受けることができます。さらに、ほとんどのオンライン英会話は、早朝6時頃から夜中1時くらいまで受講可能なので、日々の忙しいスケジュールの中でも受講できるようになっています。
ここでは、私が実際に10社以上を試した中から、中上級・上級の方におすすめのオンライン英会話のビジネスコースランキングを紹介します。いずれもハイレベルのビジネス英会話を学ぶことができますので、ひとつ上を行くビジネスパーソンや、キャリアアップを目指す方にとてもおすすめです。
なお、初心者・中級者におすすめのオンライン英会話は、こちらのページにまとめていますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
今回紹介するオンライン英会話は、いずれも簡単な登録だけで受けられる無料体験があります。実際に受けてみるとどんな感じかよくわかりますので、まずは気軽に無料体験を受けてみてはいかがでしょうか。すべて試してみると、それぞれの違いもよく分かりますので、全て試してみた上で選ぶのもおすすめです。
【ビズメイツ】講師が全員ビジネス経験者だからハイレベルのビジネス英会話を身につけられる
Bizmates(ビズメイツ)は、ビジネス英語に特化したオンライン英会話で、ビジネス英会話の中では私イチ押しのオンライン英会話です。ビジネス英会話には「定型」があることに注目し、ビジネス英語学習の効率化が計られています。
講師は、全員ビジネス経験者なので、一般的なオンライン英会話では学ぶことができないスキルを学ぶことができます。レベルチェックは厳しいので、覚悟が必要です(私は若干へこみました)。
おすすめ度 | ![]() |
月額 | 13,200円(25分のレッスン×1回毎日)または 19,800円(25分のレッスン×2回毎日) |
講師 | フィリピン人 |
無料体験 | 1回 |
公式サイト | ビズメイツホームページ![]() |
デメリット
料金が高め。英文添削はレッスン時間内に行われるため、スピーキングレッスンが削られ、細かくチェックしてもらえない可能性がある。
メリット
講師は全員ビジネス経験者なので、かなり高度なビジネス英語を身につけることができる。キャリア等の相談もできる。英文添削もしてもらえる。開講時間が毎日早朝5時~夜中1時までなので、受講しやすい。
おすすめポイント
講師は全員ビジネス経験者で、かなりすごいキャリアを持つ講師も多数いるため、ハイレベルなビジネス英会話を学ぶことができます。また、英会話だけでなく、リーダーシップ育成も目指しており、キャリア等の相談ができたりもするため、ちょっと「ビジネスコース」的な要素まであります。
料金はちょっと高めですが、金額に見合う価値は十分にあると思います。
【ベストティーチャー】「書く&話す」の組み合わせが英語力を爆発的にアップさせる
「書く&話す」を組み合わせた画期的なシステムを採用したオンライン英会話です。初めて試したときには目に鱗で、感動しました。
Best Teacherでは、以下の流れが1つのレッスンとなります。
「英作文をする」→「講師が英作文を添削」→「添削された英文を教材として、スピーキングレッスン」
「ビジネス英会話コース」が別途あるのではなく、「通常コース」で選べる数多くのレッスントピックの中に上級ビジネス英会話のためのトピックがあります。
おすすめ度 | ![]() |
月額 | 12,000円(受け放題) |
講師 | 世界各国出身者 |
無料体験 | ライティングレッスン3回&スピーキングレッスン1回 |
公式サイト | ベストティーチャーホームページ![]() |
デメリット
料金が若干高め。
メリット
レッスン受け放題。24時間受講可能。ライティング(英作文)もかなり学べる。
講師とのチャットが予習となるため、楽しく予習ができ、スピーキングレッスンの効果をより高めることができる。さらに、添削後の英文読み上げシステムなどがあるため、自分で発音などをトレーニングができる。レッスンはブラウザで受講できるためスカイプ不要。
また、プラス1,500円で、日本経済新聞社の英語ニュースを教材と使用したコースも受けることができます。
おすすめポイント
上でも書きましたが、ベストティーチャーでは、
「英作文をする」→「講師が英作文を添削」→「添削された英文を教材として、スピーキングレッスン」
がひとまとまりになっています。これの何がすごいのかというと、
- 英語力はインプット(読む、聞く)だけでなく、アウトプット(書く、話す)を加えると、一気に向上する。
- 通常のオンライン英会話では、間違ったことを言ってもほとんどは訂正してもらえないが、ベストティーチャーではすべての英作文をコメント付きで添削してくれるため、細かい間違いを知ることができる。また、正しい英語は自信持って使えることができる(←これかなり大切です!)。
- 英作文は講師とのチャットスタイルなので、楽しくライティング&予習をすることができる。
- 自分の書いたものが教材となるため、スピーキングレッスンの効率も一気に上がる。
からです。
できるだけ安くで英語を学びたい方は、数ヶ月だけベストティーチャーを受講した後で、もっと安いところに移るのもおすすめです。ベストティーチャーを受講すると、数ヶ月だけでも英語力がかなり底上げされるので、その後の英語力アップの効率が随分と変わってくると思います。
システムは複雑のように聞こえるかもしれませんが、実際に試してみるととてもシンプルです。無料体験では、ライティングレッスン3回とスピーキングレッスン1回を受けることができますので、興味のある方はとりあえず試してみるのがおすすめです。
【レアジョブ】自動スピーキングテストが受けられる「ビジネス英会話コース」


一般的なオンライン英会話が中級程度までしか対応していない中、レアジョブのビジネス英会話コースは上級まで対応しています。AIの自動スピーキングテスト「PROGOS(プロゴス)」のテストを、毎月無料で受けることができます。
おすすめ度 | ![]() |
月額 | 10,780円(25分のレッスンを1日1回) |
講師 | フィリピン人 |
無料体験 | 2回 |
公式サイト | レアジョブ英会話のホームページ![]() |
デメリット
英文添削はレッスン時間内に行われるため、スピーキングレッスンが削られ、細かくチェックしてもらえない可能性がある。
メリット
料金が安め。システムがとても使いやすい。
AIが自動で英語力を判定してくれる「PROGOS」のスピーキングテストを月に2回まで受けられる。予約は5分前まででOKなので、使いやすい。講師がフィリピン人なので、打ち解けやすい。
おすすめポイント
レアジョブでは、初回レッスン時に講師がスピーキングテストをしてくれるため、適切なレベルから開始することができます。また、上級ビジネス英会話コースの中では安めなので、できるだけ安く学びたい方におすすめです。
新聞記事をレアジョブが独自に編集した「ウィークリーニュースアーティクル」や「デイリーニュースアーティクル」を使用したディスカッションレッスンもあるため、時事問題についての知識を得ながら、英語を学ぶことができます。また、NHKの「実践ビジネス英語」のテキストや音声を使用したレッスンも受けることができます。
上でも書きましたが、今回紹介したオンライン英会話は、全て簡単な登録だけで受けることができる無料体験があります。それぞれ独自の工夫をしており、違ったメリットやスタイルがありますので、いくつか(または全部)試してみて決めるのもおすすめです。自分に合ったオンライン英会話を活用して、ひとつ上いくビジネスパーソンを目指しましょう!
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